背面

Ipsen Japan - パートナーズ・イン・イノベーション

Ipsen Japan は、Ipsen International ファミリーの一員として、今年 15 周年を迎えました。その歴史は、1949 年に清水春義が航空機の外板を硬化させる技術を開発するために会社を設立したことに始まります。1958 年に清水電設工業株式会社として正式に設立され、後に SEAVAC と改称されました。現在では、表面処理とコーティング加工に特化した企業となっています。

1960年、SEAVACの軽合金熱処理工程が防衛庁の規格に合格した。また、京都のネジ工場に初めてメッシュベルト式炉を製作し、その後、大阪の工場にも導入した。1975年、同社初の真空熱処理炉を建設。

1981年、米国サイエンティフィック・コーティング社と共同で、CVD(化学気相成長)表面硬化装置の開発に着手した。その後、コーティング・プロセッシング事業部を設立。1984年、株式会社神戸製鋼所と低温版CVD装置を開発。1985年には、プラズマ・アーク・イオン方式のPVD(Physical Vapor Deposition)装置も追加した。1987年には、米国のVFS社(Vacuum Furnace Systems)と販売代理店契約を締結した。その後、同社の真空炉は発明協会賞を受賞した。

1990年代から2000年代にかけて、シーバックは日本での事業拡大を続け、小牧と仙台に工場を増設し、京都にビルを取得した。また、インディアナ州フォートウェインに法人を設立し、工具や金型などの金属部品へのコーティングサービスを提供するようになりました。

2008年、SEAVACの熱処理部門全体がIpsen Internationalに売却されました。この買収は、Ipsen のアジアにおける戦略的拡大の重要な部分でした。2012 年、Ipsen が 100 台目の TITAN モジュラー真空炉を販売した際に、マイルストーンを達成しました。ユニットは、航空宇宙部品を処理するために東京の玉金株式会社に売却され、Ipsen によって設置されました。

2020年に世界的な再編が行われるまで、大阪のIpsenの工場では、真空炉と雰囲気炉の両方を製造していました。現在、全国に900の炉を設置するIpsen Japanは、顧客サービスに重点を置き、世界で最も先進的な最先端メーカーの販売とサポートを行っています。

出典 "会社沿革-SEAVAC"2020年6月18日 https://www.seavac.co.jp/en/company/history/.

Ipsen Japan の詳細についてはこちらをご覧ください。
1970s photo of a Japanese SEAVAC vacuum furnace
SEAVAC社製SVF100型真空炉 1970年代頃
Modern, green Japanese vacuum furnace
Ipsen の製造工場にある最新の真空炉、日本、大阪